知的財産権講座第39回:知財戦略

知財検定2級実技試験の問題より知財戦略の実務に近い出題です。

私が実際に仕事で出くわすような話ですね。

電子部品メーカーV社の知的財産部の部員が、社内の会議に出席して、
、発言を行ってている。

この発言は適切と考えられるか。

エ 工場の技術検討会議での発言

「顧客からクレームのあった製品の構造上の欠陥については、
競合するZ社の製品を入手・分析して、当該欠陥を解決する
技術をそのまま採用しても問題ありません。」

正解は、×

競合がこの欠陥を解決する技術について特許を
取得している可能性があります。

特許を取得していれば、無断で採用できません
ので、Xです。

競合の製品を購入し分析・評価する。
いわゆるベンチマークは、通常行われることです。

競合の特許出願、特許取得状況についても特許
調査を行う必要があります。

登録特許調査は、もちろんのこと特許出願について
も調査しなければならないのは、
将来、特許を取得する可能性も判断する必要が
あるかです。

特許調査は、定期的に行う必要があります。
特許登録は、随時行われます。

また、特許出願の公開は、原則として出願から1年6カ月後
に行われます。
したがって今、問題となる特許出願が見つからなかった
としても未だ特許出願が公開されていない場合が
あります。

つまり定期的に特許調査を行う必要があるわけです。

また、特許調査を行い、
特許マップを作成して、自社及びライバルメーカーの
技術の強み弱みを分析することは、事業のいろいろな
段階で行うべき重要なことです。

今回の問題は知的財産権コンサルタント、知的財産権の実務的
な問題でした。

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