契約書作成の基本的なチェック項目

契約書作成においては、基本的なチェック項目があります。
最初に基本的なチェック項目を、クライアントからヒアリングします。
クライアントからヒアリング結果を元に、契約書案を作成し提示します。
そしてクライアントとやり取りしながら修正しながら最終的な契約書を作成します。

例えば、業務委託基本契約書(システム開発)の基本的なチェック項目は、以下です。

1委託業務の範囲、内容は?
2個別契約はどうするか?
・個別契約はどのような手続で成立させるか?
・個別契約では何を定めるか?(仕様、料金、納期、保証等)
・個別契約と基本契約とではどちらを優先させるか?
3途中での個別契約/仕様の変更についてはどうするか?
4出来あがったシステムの権利(著作権)の帰属は?
5システムの受入検査の方法は?不合格の場合の取扱いは?
6システムの保証は?(期間、補償の方法等)
7再委託の可否は?
8損害賠償額の上限は設定可能か?
9契約期間はどうするか?
・いつから開始するか?
・自動更新を原則とするか?orそのまま契約が終了するのを原則とするか?
10契約終了後の措置は?
・返却するものはあるか?
・終了時に成立していた個別契約の取扱いは?
11裁判管轄は遠方の場所になっていないか?

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