理系行政書士とは?

理系出身の知識、経験を活かした業務
取り組もうとしています。

しかしながら、なぜ理系の知識、経験
法律関係の仕事である行政書士の仕事に
役立つのか
疑問に思われるかもしれません。

実際のところ、理系出身の行政書士に有利であると
言われる知的財産管理の業務なども、
必ずしも理系の知識が必要となるわけでは
有りません。

申請書を作り、提出するという作業自体は
理系の知識が無くても、知的財産法などの
関係法令の知識
が有れば十分可能です。

しかし、理系の知識、経験は必須では有りませんが、
大きな付加価値となり得るのです。

申請書を書くだけならともかく、交渉の段階から
関与する場合には、ある程度は対象となる技術
についての知識が求められます。

知識が無ければ、その技術の価値を
評価することはできません。

その技術特有の注意すべき事項が有れば
それも考慮して契約内容を決めなければ
なりません。

しかしながら、理系の職業(研究者、製薬業など)
に従事する方々は、普段からその分野の専門用語
を使う機会が多いですが、それらの専門用語を
専門知識の無い人に理解してもらうのは困難であり、
多くの労力を必要とします。

 

さらに、努力して説明しても、間違って理解
されてしまう危険性も有ります。
その点、理系の知識を持つ行政書士
サポートさせて頂くことにより、スムーズに
業務を進めることができます。

私は、知的財産管理だけでなく、知的資産経営報告書
の作成にも理系の知識、経験が大いに活かせると
考えています。

 

企業が、どのような技術を持っているか、どのような
研究を行っているかを正確に理解できなければ
効果的な知的資産経営報告書は作成できない
からです。

私は、理系の知識、経験を活かし、
知的財産管理知的資産経営支援を中心に
研究、製薬、医療などの分野で活躍する方々の
支援に取り組んでいこうと思います。

行政書士として、知的財産管理や知的資産経営に伴って、
企業の契約書
(共同開発研究契約書、製造委託契約書など)
の作成や、新規事業参入に必要な許認可申請など、
総合的なサポートを行っていきたいと考えています。

 

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