知的財産権講座第292回:侵害品の輸入差止

侵害品の輸入差止

 

中国は、私のような知的財産侵害物品対策
をしてきた人には、偽造(模造)の出所
のイメージが強いです。

 

事実、中国は、偽造(模造)天国、
世界の偽造品(模造品)の発信地です。

侵害品輸入差止申立手続は、行政書士の
仕事ですから、
この報道を見たとき、私にとっては、
将来のビジネスチャンスかもしれないと
思いました。

 

私は偽造品(模倣品)対策の仕事も
してきました。

この経験を生かして、侵害品輸入差止申立手続
を仕事として取り組もうと思います。

ニッチな仕事ですが、
まさに、これは知的財産権コンサルタントの
仕事です。

1.輸入差止件数が過去最多、3万件を超える
輸入差止件数は32,060件で、前年(平成25年)
に比べ14.0%増となり、過去最多を記録するとともに、
初めて3万件を超えました。

2.中国からの知的財産侵害物品が引き続き9割超

3.不正競争防止法違反物品の差止件数が大幅に増加
意匠権侵害物品の差止点数が大幅に増加

4.電気製品や身辺細貨類などの差止点数が
大幅に増加
健康を脅かす危険性のある医薬品などの
知的財産侵害物品が増加基調

使用することにより健康を脅かす危険性のある、
医薬品や化粧品、
バッテリーなどの知的財産侵害物品の差止めが、
増加基調にあります。

税関の知財侵害物品差止件数が過去最多
(平成26年の税関における知的財産侵害物品の差止状況)
財務省の報道発表より
http://www.mof.go.jp/customs_tariff/trade/safe_society

知財戦略=知的財産によって競争力を確保、会社を伸ばすための戦略
をお伝えします。

知財コンサルティングや知財に関するご相談は、
知財法務と技術に関する豊富な実務経験から最善の解決方法をご提案
神奈川県大和市中央林間 行政書士 立花技術法務事務所へ

/chiteki/cy2014/20150304.htm

 

関連記事

  1. 自分で知的財産権の本を出版するしかない
  2. ビジネスモデル特許
  3. 行政書士だけでは食っていけない?
  4. 知的財産権講座第112回:デザインは未完成なのに無断で公表された…
  5. 「知財経営の実践」の記事の連載(第24回)
  6. 知財検定の出題傾向分析(1)
  7. 知的財産権講座第294回:弁理士と行政書士、知的財産権の仕事の違…
  8. 知財活用エキスパートとして紹介されています

最近の記事

PAGE TOP