知的財産権講座第280回:有名絵画の加工は大丈夫ですか?
有名絵画の加工は大丈夫ですか?
Q:著作権についての質問です。
有名絵画の色調を変えたり、トリミングしたり、
加工して、デザインすることは可能でしょうか
加工しようとする絵画は、ゴヤ、レオナルド・ダ・ヴィンチ
などの作品です。
絵をそのままだけならば、問題ないです。
OKだとは思います。
加工することについてはどうなのかな
と疑問に思いました
A:回答
絵画の著作権の期間は、50年ですから、
権利は切れています。
しかし著作権のうち著作者人格権
は残っています。
著作者人格権とは
「著作者の持つ権利」に書いてあります。
著作者人格権を汚さない常識的な範囲
での使用であれば、絵画の加工は
問題は無いと考えられます。
では、人格を汚すとは何でしょう
例えば、ポルノ風に、加工することが
当てはまると考えられます。
美術好きな、大学時代は美術部の私としては、
気になるスペインの画家:ゴヤの
裸のマハと着衣のマハ
マドリードのプラド美術館で、本物を
見てきました。
美術や音楽など芸術は、著作権と大いに
関係がありますね
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