知的財産権講座第219回:商標権を侵害していると警告
商標権を侵害していると警告
ビジネスを開始した後で、他人に商標権を侵害
していると訴えられたら
ビジネスが立ち行かなってしまいます。
ITベンチャー企業で、よくあるのが
他人の商標権を侵害していると警告書
がくるケースです。
この場合、あわてず騒がず冷静な対応を
することが求められます。
まずは、警告してきた相手の商標権の確認です。
商標権が、存在しているのか
商標権が、存在しているのかは特許庁の商標原簿
で確認できます。
また特許情報プラットフォームで確認できます。
商標権が存在しているとして、商標は区分があるので、
自分の使用している区分と他人の登録商標の
区分が異なれば、他人の商標権の侵害には
なりません。
例えば、
自分がアクセサリ(区分14類)に商標を使用している場合
他人の商標が、かばん類(区分18類)で登録されていれば、
あなたは、商標権の侵害をしていることには
なりません。