知的財産権講座第203回:誰にでもわかる知的財産権
誰にでもわかる知的財産権
特許について、お話する上で知財部門での
実務から話題を紹介します。
メーカーの知財部門は、やはりほとんどが、
特許担当です。
知財=特許=技術系
ということですね
知財部門は、技術系の専門の人が大多数です。
商標担当部門と契約/訴訟/法務部門に、
事務系(法律系)の人が少数います。
知財部門は、特許技術者の集団といっても
よいと思います。
特許担当の中でも、機械、電気、ソフトウエア、
材料などの専門分野ごとに担当が分かれています。
技術分野は、より専門化していますので、
その分野の専門家でないと対応できません。
大きな特許事務所も、同じのようです。
知財部門のトップは、専務で、重きが
置かれています。
メーカーでは、知財部門の重要性が高まって
きているということですね。
研究開発戦略や生産戦略や販売戦略を練る上
でも、知財戦略は、かかせません。
・特許担当
機械、電気、ソフトウエア、材料などの専門
・知財管理部門
・知財調査部門
・知財推進部門
・商標担当部門
・契約/訴訟/法務部門
専任の意匠、著作権の担当はいません。
事案があれば、兼任で担当します。
意匠や著作権の仕事は、少ないです。
メーカーの知財部門では、幅広い知財の
仕事をしています。
そのための幅広い知識が必要とされます。
そして幅広い知識・経験を習得できます。
したがって、これらの知識・経験は、
外部でも十分に生かせるものとなります。
生かさないと、もったいないかも
しれませんね