知財の仕事の内容は何?

知財部門の経験者である、私の立場から
紹介します。

今回は、
◆発明を発掘する業務についてです。

またビジネスモデル特許なら、あらゆる
ビジネスに関連する人の頭の中に
発明のアイデアが埋まっているかも
しれません。

知財部門は、それを「発掘する」ことが
仕事です。

開発部門は、これは発明として特許に
なるだろう。

こんなアイデアは、特許にはならないだろう

と勝手に自分で判断をしてしまいます。



発明は、技術開発をしている部門なら
技術者の頭の中に埋もれています。

私も技術開発の仕事をしている時は
そうでしたからよくわかります。

技術的な見方だけでなく、知財の見方から
特許になるかどうかを判断します。

その分野の、既にある発明が頭の中に
入っているくらいでないといけません。

開発部門と一緒に共同で、このアイデアは
発明となるか議論していきます。

発明の発掘は、簡単にはできる仕事では
ありません。

知識と経験が必要です。

しかし、開発部門をコントロールできますし、
事業化の判断にも影響を及ぼす重要な
仕事です。

とても特許になるとは思えなかった発明が
特許取得できたときには
「やった」という感じですね

なかなか面白い、やりがいのある仕事でも
あります。

この知識と経験は、外部へのコンサルティング
という仕事で活かされることにもなります。

 

関連記事

  1. 知的財産権の知識は、全業種で必要です!
  2. なぜ知的財産活用プロデューサーになったのか?
  3. 知的資産経営その47(企業経営と特許権)
  4. 知的資産経営その15
  5. メール・コンサルティングを開始
  6. 知的財産権講座第212回:著作権を取りたいとの相談
  7. 知的財産権講座第62回:新規性が失われた場合の例外
  8. 新しい分野にチャレンジする

最近の記事

PAGE TOP