知的財産権講座第105回:特許調査結果から

特許調査結果から

キーワード検索の結果から、
該当する特許公開広報を
読み込みます。

その発明の特徴を理解して、自分が考えている
ビジネスモデル発明との違いを検討します。

特許調査の一番、重要なことは
これです。

検討の結果、
「どの特許公開広報にも私の
ビジネスモデルのアイデア
は書いてないですね。」

特許をよく知らない発明提案者は、
「じゃ特許になりますね。」

特許になるためには、新規性だけじゃ
ダメで、進歩性も必要ですよ。

新規性、すなわち新しさは確かにある
かもしれません。

進歩性というのは、当業者
(その技術分野の知識を有する者)
が容易に発明できたかどうか、
ということです。

そのものズバリが、記載されていなくても
文献1と文献2の考え方を合わせると
、特許出願しようとしているビジネス
モデルは、進歩性が無い、と
判断されるリスクがあります。

特許調査結果を元に特許出願をすべきか
どうか、出願するとして、特許明細書を
どのように作成するかを検討するわけです。

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