会社設立の資本金その2

会社設立の資本金はいくらにすればよいか?

会社法によれば、資本金は1円でもよいです。
しかし1円でよいでしょうか?

 

資本金を決めるためには、次のいくつかの観点があります。

・税金面

・運転資金面

・借入融資面

・決算の面

・信用面

 

今回は、税金面と借入融資面、信用面からを説明します。

 

税金面

資本金1000万円未満にすると、設立後2年間は消費税を納めなくてすみます。
1000万円ではだめです。

会社を設立すると、会社が赤字であっても、毎年納めなくてはならない税金があります。
「法人住民税の均等割」です。

例えば、従業員が50人の場合、資本金が1000万円以下であれば7万円
1000万円を超えると18万円となります。

なお細かい点は、税理士さんに確認するとよいでしょう。

 

借入融資面

会社設立時に、融資を受けたい場合があります。
この場合、かりに資本金が1円だったら、融資担当者はどう思うでしょうか?
事業を安定して経営できそう懸念をもつと思います。
ある程度の金額の資本金とした方がよいでしょう。

 

決算の面

会社は事業年度ごとに決算書を作成します。
資本金があまりに少ないと、赤字を少しでも出してしまったら、債務超過になります。
資本金を300万円ぎらいにしておけば、当面は債務超過の状態を避けられます。

 

信用面

資本金は、会社の規模や信用力をみる指標です。
会社を設立して登記すると、資本金は「登記事項証明書」に記載されて、誰でも見ることができます。
取引先や関係者があまり資本金を考慮しないなら少ない資本金でもよいでしょう。
しかし、多めの資本金のほうが、信用面では有利となります。
運転資金の6ヶ月分は、資本金とするのがよいと思います。

まとめ

・資本金は1000万円未満にする
・初期費用と3~6ヶ月分の運転資金分とする。

なお、会社を設立する人それぞれで、事情が異なります。
個別に専門家に相談してみることをお薦めします。

関連記事

  1. 会社設立の流れその8
  2. 株式会社と合同会社の違い?会社を作るならどちらがいいか?
  3. 会社設立の流れ14(合同会社)
  4. 会社設立の流れ10 (登記申請)
  5. 会社設立の流れ23(資本金の額)
  6. 会社設立の流れ17(合同会社の定款の作成)
  7. 会社設立の流れ18(合同会社の出資金の払い込み)
  8. 会社設立の流れ16(合同会社設立の流れ)

最近の記事

PAGE TOP