知財と語学力

特許出願は、日本だけでなく、外国への
出願もあります(外国出願)。

外国出願は、英語で明細書を作成します。
公用語が英語の国で、そのまま各国の
代理人から出願してもらいます。

公用語が、英語でない国では、英語で
明細書を作成して、現地の代理人に
送付して、公用語に翻訳
してもらい
出願することになります。

特許権の範囲は、翻訳した内容で決まり
ますから、きっちりとした内容に
しなければなりません。

間違っていたり、ニュアンスが違っていたり
したら、そのまま権利内容となってしまいます。

外国特許出願では、語学力はかなりの
レベルを要求されます。

特許翻訳は、翻訳専門の業者や翻訳家に
外注に出す
場合もあります。

私の知り合いは、自宅で特許翻訳の
仕事をしています。

彼も、アメリカの大学と大学院を
卒業
しています。

一家3人で暮らしていますから、
そこそこの収入があるようです。

忙しい時は、徹夜もするようです。
期限管理が厳しいのが、特許出願の
世界ですから。

知財は、語学力が武器となる世界です。
私ももっと語学力を磨かなければと思います。

 

 

関連記事

  1. 知的資産経営第30回:知的財産経営も必要
  2. 知的財産権講座第234回:パブリシティ権
  3. 知的財産権講座の紹介
  4. 危ない情報コンサルタント!
  5. 知的財産権講座第72回:特許出願の拒絶理由通知への対応(1)
  6. 資格の持つ信頼という力
  7. 知的財産権講座第127回:特許発明のライセンス契約でのトラブル
  8. 知的財産権講座第261回:条文を読むことを楽しみましょう!

最近の記事

PAGE TOP