知的財産権講座第238回:意匠権とは?

意匠権とは、何ですか?

特許庁に、意匠出願をして
審査を受け、認められれば、
意匠権が与えられます。

意匠権とは、新しい意匠(工業製品のデザイン)
を創作した人に、意匠権の設定登録の日
から20年間の独占排他権を与えるものです。

すなわち、意匠権が設定登録されると、
設定登録された日に意匠権が発生し、
設定登録の日から20年目の日まで
存続します。

そして、その間は意匠権者だけが
その意匠の製品を製造したり、
販売したりすることができます。

意匠権を取得しておくことは、模倣品
対策として、有効なのでやりますね。

見た目、外観でニセモノかどうか判断できるので、
わかりやすく、問題の解決が早い場合が
多いからです。

中国では、模倣品(偽造品)が横行していて
手を焼いています

また、最近は中東のドバイや、東欧でも
模倣品業者が暗躍しています

 

模倣品対策は、犯罪行為ですので、
当局が、対応します。

私の出番は、ありません
私は、模倣品の摘発の報告を受ける
だけです

模倣品を製造・販売している現場に
踏み込むようです。
現行犯逮捕、模倣品を押収します。

映画かTVドラマの世界のようです。

 

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