知的資産経営第28回:知財経営導入で増える利益額は?
知財経営導入で増える利益額は?
知的財産経営の導入で、もうけられるか
(利益率)、気になります。
そこで、30億円の市場を想定し、その参入企業数と
利益をシュミレーションしてみました。
製品の市場
規模
競合企業数
平均売上高
想定利益率
利益金額
30億円
10社
3億円
5%
1,500万円
3社
10億円
10%
1億円
(何故、知財経営が必要なのか?特許庁資料を参考に試算)
*知的財産費用の概略
国内特許: 1件約100万 5件権利化で、500万
外国特許: 1件約1000万 2件権利化して、2000万
合計で、2500万
参入する企業数が多いと、各社の市場シェアは小さくなり
売上、利益率ともに低くなります。
すなわち、参入の壁が低い市場では、もうけが
少なくなります。
そこで、知的財産経営の導入により、
参入の壁を高くできれば、
参入企業も少なく抑えられ、売上、利益率も
増えます。
このときの利益額は、知的財産の費用2500万に
比べても、大きい1億円となります。
知的財産経営導入により大きな利益が
得られることになります。
なお知的財産経営コンサルタント料は、
それほど高くないです。
理論的には、知的財産経営を導入することで、
利益を上げられます。
知的財産経営を導入すべきです。
知的財産経営の導入は、行政書士の
知的財産権業務の一つでもあります。