知的財産権講座第9回:意匠登録の要件

2013年11月24日実施の知的財産管理技能検定第16回より2級実技試験

第22問

自動車メーカーX社は、電動モーターの小型化を実現するために、
特殊なコイルの利用を検討している。
X社の技術者は、Y社が販売するバイクに使用されている特殊形状
のコイルが利用可能であることを思いついた。
そのバイクには特許番号と意匠登録番号が記載されていた。

X社が行うとしている先行技術調査に関する記述として、
正しいか。

ウ バイクに記載されている特許番号と意匠登録番号は、バイクに関する
ものであり、コイルに関するものではないと推定できる。

正解 ×

バイクに記載されている特許番号と意匠登録番号は、バイクに関する
ものであると推定することはできません。

正しい検索方法としては、特許番号と意匠登録番号から
検索することです。

そこから、特許や意匠の内容を確認することができます。

この際ですから、追加の知識です。

意匠の場合は、部分意匠という制度があります。

全体の意匠だけでなく部分的な意匠も保護できます。

バイク全体の意匠だけでなく、バイクの部品や部分
にういても意匠登録を受けられるます

関連記事

  1. 知的財産権講座第276回:商標出願が話題
  2. 国際著作権行政書士?!
  3. 特許や商標などの手続をできますか?
  4. 知的財産権講座第38回:知財戦略
  5. 発明のコンサルティングをしました
  6. 知的資産経営その46(知財コンサルティング)
  7. 特定電子メール法
  8. 知財経営の実践(その4)自社の競争力分析

最近の記事

PAGE TOP