知的財産権講座第251回:映画の著作物で注意すること

映画の著作物で注意すること

 

新しく「楽しく学ぶ著作権・問題編」をスタートしました。

著作権法のポイントについて、
知財検定3級レベルの問題を元に解説して
いこうと思います。

問2:次の記載は、著作物についての正しい
説明でしょうか
○×でお答えください。

A:
あなたは購入したテレビゲームソフトを、
友人に安い価格で売りたいと考えました。
この場合、著作権者であるゲーム制作会社
の許諾は必要としません。

B:
あなたは購入した映画ソフトDVDを、
友人に安い価格で売りたいと考えました。
この場合、著作権者である映画制作会社
の許諾は必要としません。

正解は、以下です。

Aは、○

Bは、×

Aでは、テレビゲームソフトは、一度購入すると、
再度の販売の際には、著作権者の許諾は
不要となります。

一度、譲渡(販売)したことにより、
著作権者の譲渡権は、用い尽くされます(消尽)。

したがって、二度目以降の譲渡(販売)には、
著作権者の権利は及びません。

Bでは、
映画の複製物(この場合はDVD)には、頒布権という、
独占的に他人に譲渡したり、貸与したりする権利
が認められています。

頒布権は、一度、譲渡(販売)したことにより、
著作権者の譲渡権は、用い尽くされません。
強力な権利です。

 

したがって、二度目以降の譲渡(販売)にも、
著作権者の権利が及びます。

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