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知的財産権講座第41回:意匠権

知財検定2級実技試験の問題より知財戦略の実務に近い出題です。

私が実際に仕事で出くわすような話ですね。

食器メーカーX社は、新しいマークXを付した食器皿Aを
付けた食器皿Aを開発しています。

X社の知的財産部では、マークMを消費者に
アピールするとともに、食器皿Aに類似するデザインの食器皿が
販売されるのを防止することを考えています。

次の知的財産部の部員の考えは適切
でしょうか?

「食器皿Aの販売開始時期よりも前に意匠広報に食器皿Aの
デザインが掲載されのを防ぐため、必要であれば
秘密意匠制度を活用したい。」

正解は、○

まさに、このような便利な制度が意匠法にはあります。

デザイン(意匠)は、流行に左右されます。

意匠登録を先に済ませて、その内容を秘密にしながら
市場の動向をみて登録意匠を実施しようとする
場合があります。

この場合に利用されるのが、意匠権制度の特有の
「秘密意匠制度」です。

意匠権の設定登録から3年を限度として秘密に
しておくことができます。

その期間は、第三者は、原則として、その内容を
知ることができません。

自動車メーカーが新車デザインに、
秘密意匠制度を利用しています。

自動車のかっこいいデザインは注目されますから。
また流行に左右されます。

この場合は、「秘密意匠」は、有効な保護手段です。

今回の問題も、知的財産権コンサルタント、
知的財産権の実務的な問題でした。

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