知的財産権講座第4回:会社の広告での商品のアピール?

不正競争防止も、知財部門の重要な仕事です。
会社の広告やホームページで、商品をどのようにアピールするか?
ここに不正競争防止法が関係します。
商品の「品質を誤認させる」広告や表示は、デリケートな問題で
リスクがあります。
どれが、どこまでが、「品質を誤認させる」に当たるかの判断は難しい
と思います。
「A社の商品は、うちの会社の商品に比べて品質が悪い!」という
他社との比較広告は、うちの会社では、法的リスクを考えてしません。
不正競争行為とは、何かについては、不正競争防止法で定められています。
そちらをご覧ください。
なお、日本では、広告において競合他社の名前を上げて比較する広告は
リスクがあるとして行わないですね。
アメリカでは、広告は製品アピールで、競合他社の名前を上げて
比較するものが見られます。国によって、対応が異なります。