会社設立時の開業資金の借り方3
創業計画書の書き方
会社を設立した創業時には、いろいろと資金が必要です。
設備資金や運転資金の確保が必要となります。
多くの中小企業は、実績不足や返済の見込みが不透明という理由で、創業時に資金を融資してくれる民間の金融機関は、ほとんどありません。
そこで、中小企業の資金調達を補完してくれるのが日本政策金融公庫となります。
なかでも日本政策金融公庫の「新創業融資制度」がおすすめです。
新創業融資制度で、融資を受けるためには必要書類の提出が必要です。
特に創業計画書は重要な書類で、これで融資の判断がなされるといってもいいいです。
創業計画書で自社をアピールしましょう。
創業計画書の用紙は、日本政策金融公庫の窓口で入手できます。
また、日本政策金融公庫のホームページから用紙をダウンロードできます。
自分で用紙を作成してもよいです。
創業計画書の記載項目
創業計画書には、以下の項目を記載します。
・創業の動機
・事業の経験
・取り扱い商品、サービス
・取引先、取引条件など
・必要な資金と調達方法(資金計画)
・事業の見通し(月間収支計画)
創業計画書の書き方のポイント
各項目の内容を正確に記載します。
創業計画書は、融資担当者との面談の際に使用します。
担当者の印象をよくすることが重要です。
記載する項目は、現実的な数値や内容とします。
これから事業を始めるわけですから将来の実現性ははっきりしません。
だからこそ実現できる可能性が高いと印象づけることが必要です。